「 ヒンバ族と会ったら彼女たちと同じ格好したいの!だから、彼女たちに会えたらシッカリ通訳してね! 」と
毎日のように通訳のLesleyに話しかけていたら、彼からこんな話が。
"ナギが興味あるのはヒンバだけ?
もし、他の裸族にも興味あるならココから数十キロ圏内に裸で生活してるダマラ族がいるけど?"と。
うわー、めっちゃ会いたい!ものすっんごく会いたい!!
もうダマラ族は皆服を着て普通に生活してる人たちばっかりだと思っていたけど、まだ居たなんて!
流石、ダマラ族のLesley!しっかり身内の情報持ってるー!
ということで、少々ヒンバを後回しにして噂の裸での生活を貫いてるダマラ族に会いに行くことに。
ダマラ族も以前紹介したカメルーンのKOMA族同様、観光客に対して"社交辞令のおもてなし"の空気感を
思いっきり出してくるんだろうなーと構えていたのに‥‥何だか様子がチョット違う。
彼女たちは私に警戒することもなく、笑顔で私の髪の毛や体を笑顔でベタベタと触れて来るではないか。
どうやら彼女たちの方が私に興味を持ってくれている様子。
( これは直ぐに仲良くなれる気がする!!! )
私は早速、Lesleyに頼んで、KOMA族の時同様に自分が幼い頃からアフリカの少数民族に憧れを抱いていて
一緒に同じ格好することが自分の夢であることを伝えてもらうと‥‥
彼女たちは「 ウソッ!?本当!?私たちのスタイルに憧れてたってホント!? 」と興奮し始めた。
そして、彼女たちは飛び跳ねながら皆で私の腕を持ってリーダーの元へと導いてくれた。
ちょっぴり最初は険しい顔をしていたリーダーも事情を説明すると笑顔でOK!
リーダーから許可を得た私は彼女たちの熱い視線を浴びながら服脱いでー、革の腰巻をグルっと
巻いて貰ってー、顔に日焼けどめの赤土を適当に塗って貰ってー、完成!!!!
KOMA族同様、着替えた後は即ダンスが始まる。
リズム感が悪い私はこの手のダンスが非常に苦手。でも、彼女たちのテンションが凄まじく高かったせいか
踊り云々ではなく、陽気な彼女たちと一緒に時間を過ごしていることが非常に楽しかった。
それから3曲くらい踊った後、彼女たちに記念撮影をお願いしてLesleyにシャッターを切って貰っていたら
突然、Lesleyが「 ナギ!胸!胸!! 」と大きな声で笑い始めた。
( どーいうこと?胸は最初から晒してるし、写真に写り過ぎってこと‥‥? )と考えながら胸に意識をやると
ヨシダの後ろに居たお姉ちゃんが思いっきりヨシダの乳を触っていたー!!!!!!
密着して撮っていたから言われるまで全然気付かなかったー( 感度鈍ッ! )
んもー、びっくりして私が後ろのお姉ちゃんの顔を見たら
"ナギのおっぱい小ぶり"と呟いた。
これに対して、他のダマラ族のお姉さん方大爆笑。序でに、Lesleyも爆笑。
わたくし貧乳ですが、彼女たちと居ると尚更貧乳に思えてきます。
しかーし、私の貧乳が国境を越えた笑いとなったのならばソレはもう光栄でございます。
こんな貧乳の話をしてから書くのもアレですが‥‥
最後に彼女たち、こんなことを言ってました。
「 ダマラ族の大半は"裸は恥ずかしい"と思い始めて服を着始めている。
服を着ることは悪いことではない。貧乏だから裸でいるってわけでもない。
ただ、私たちは自分たちの文化を誇りに思っているから、このスタイルをこの先も守って行きたい。
だからナギが日本に帰ったら私たちのような人間がまだ居ることを伝えてほしい 」と。
私が出来ることと言えば、このBLOGに綴ることくらいしか出来ないけれど‥‥
しっかり伝えさせて貰ったよー!文化を守り続けているダマラ族の女性と私の貧乳のことも。
人種や言語、文化が大きく違ってもチョットしたキッカケさえあれば一緒にはしゃぐことも出来るし、
笑い合えるんだ!ということを私は改めてダマラ族の彼女たちから教えて貰いました。
KOMA族に続いて、私の夢を叶えてくれた彼女たちの文化が今後も引き継がれて行くことを願ってます。
それでは皆さん、良いお年をお迎え下さいまし!
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