アフリカでパスタを注文して美味しかった記憶がほぼ無い。
それでも私は懲りずにパスタを頼んでしまう。
だって、めっちゃワイルドなパスタが飛び出して来るんですもん!
メニューに“トマトソースwithミート"って書いてあるパスタを注文したんですよ、エチオピアで。
普通はボロネーゼみたいなパスタが出てくるんじゃないかって思うじゃないですか。
私の目の前に出て来たのは、ただの素パスタですよ。てんこ盛りの。
「 メニューにはトマトソースwithミートって書いてあったけど‥‥? 」って聞いたらね、
ソースを作る材料が無かったんですってー!ひー!
材料が無いなら出すなよ!って言いたくもなるんですけど、
それでも出しちゃうっていうアフリカの適当でワイルドな感覚が物凄く好きなんですよねー、私。
アフリカでカルボナーラなんぞ頼んだ暁には、
パスタが素麺チャンプルー化して出てくること間違いないです。
そして、カメルーンでは“スパゲッティwithツナ"って書いてあるパスタを頼んだんですよ。
そうしたらチャパティみたいなのがドーンと出てきたんですよ。
「 私が頼んだのはスパゲッティだからコレ頼んでないよ 」って言ったら、チャパティを指差しながら
お前が頼んだスパゲッティはコレだ!とか言い出すんですよ。
よーく見るとメッチャ細いスパゲティーの塊なんですよ。そのチャパティ。
何故かスパゲッティを中途半端に潰して、薄ーく伸ばして両面ガッチリ焼いちゃってるんですよ。
スパゲティにこんな食べ方があったなんて、何だか衝撃的!絶対自分じゃ作んないけど。
そんなアフリカだから、どんなパスタが出てきても可笑しくないんで覚悟してたんですけど‥‥
チャドで小さな村に立ち寄った時に村長さんが大量のパスタを振舞ってくれたんですよ。
もう見た感じが、エチオピアで出された素パスタ!
しかも軽く2kgはある量。
でもね、素パスタならパスタの味しかしないから良いんですよ。まだ。
だって、折角振舞って貰ったのに残すなんて出来ないんで、変にマズイもん出されるよりは素パスタのが
有り難かったりするんです。最悪、塩貰って塩かけちゃえば食べられますもん。
そんなわけで、素パスタのつもりで食べたら‥‥
スパゲティwith砂糖でございました。ダメです、これは。頂けません。
ヨシダ、ショック過ぎて涙が出ました。
アフリカでは砂糖が非常に高価なものなので、
まさか、ココで砂糖をふんだんに使ったパスタを出されるなんて思ってもいなかった。
でも、こうやって想像の斜め上を毎回せめてくるアフリカがヤッパリ好きです
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