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Channel: ヨシダナギ オフィシャルブログ「ヨシダの魂、百まで」Powered by Ameba
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ウンコ飛ばしゲーム with ブッシュマン

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ナミビアには美しき裸族"ヒンバ"に会いに来たんだけれども、この国には沢山の民族が居るので
1つでも多くの民族に会いながら彼女たちの元へ向かうことにした。

私がナミビアで1番最初に出会った少数民族は、ブッシュマン。
噂には聞いていたんだけども、まさかこんなアジア寄りのお顔をしていらっしゃるとはー!ちょっと親近感。
ブッシュマン

※私がナミビアで出会った4人のブッシュマンたち。

お互い簡単な自己紹介をし合ったところ、年齢が近いことを知ったヨシダ。
( これは仲良くなれるかもしれない )

ただ、どうやったら仲良くなれるかが分からない。
ココは取り敢えず"ブッシュマンの遊び教えてよ!"と、相手に流れを任せてみる。

すると、彼らは少し考えた素振りを見せた後、何かを拾いに行った。

そして、彼らは自分たちが拾ってきた黒いマメらしきものを私に渡してこう言った。
「 ナギ、これを口に含んで、1番遠くに吹き飛ばした人が勝ちだよ 」と。

このマメを口で飛ばせばいいのね!シンプルなゲームじゃない!それなら私にも出来る!
ところで、このマメ粒は何?と素朴な質問を彼らにぶつけると‥‥

オリックスのウンコだよ。とブッシュマン。

オリックスのウンコだよ。じゃないよ!何でそんなにケロっとしてんの!
いくら乾燥したウンコとは言え、ウンコだよ。動物のウンコを口に入れるなんて日本の文化にゃ無いよ!

乾燥ウンコを口に入れて飛ばすというゲームには非常に驚いたが、彼らも非常に驚いていた。
"何故、ナギはオリックスのウンコを口に含むという事にこんなにも驚いているのか"と。
Bushman

でも、折角ブッシュマンが私に彼らの遊びを教えてくれたのだからやらなくては‥‥!!

ブッシュマンと横一列に並び、オリックスの乾燥ウンコを口に含み、スタンバイ完了。

そして、5人で勢いよくプゥゥゥゥゥゥゥッとウンコを吹き飛ばす!!!

―――――――言うまでもなく、私が最下位。
全然飛ばない。だけども、ブッシュマンたちは全く飛ばずに落下した私のウンコに大笑い。

これを機にブッシュマンと私の距離が急激に縮まった。
私はウンコを馬鹿にしてはいけないと、学んだ。ウンコが人と人との距離を縮めることがあるのだから。

そして、最後に私はブッシュマンにこう訪ねた。
"あのゲームで飛ばすものはオリックスの乾燥ウンコである必要があるのか"と。
別に乾燥ウンコ以外でもいいんじゃないか?と。

ブッシュマンたちは少し考えた後、こう答えた。
オリックスのウンコがベターなんだと。

ブッシュマンよ、是非今度は何がどうベターなのかを教えておくれ。


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私の好きなナミビアの風景 - Deadvlei -

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今までは絶景やら景色というものには全く興味が無かったんですが‥‥
今年のはじめくらいから"風景"というものにもチョイチョイ興味を持ち始めたんです。

そんな興味を持ち始めた私が先ず最初に見たのは、世界で最も古い砂漠の風景!inナミビア!

Deadvlei in Namibia

※世界最古の砂漠の中にあるDeadvlei


現地の言葉で"何もない"を意味するナミブ砂漠の一角にあるんです、コレ。
"Deadvlei"ってのは現地の言葉で死の沼地って意味なんだとか。

何か絵画の世界のような景色でスッゴイ興奮したよー、久しぶりに。
Deadvlei in Namibia

とは言え、"奇跡の枯れた沼地、Deadvlei"に関して特に語れることもネタも無いので‥‥
この記事はこのへんで。笑


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ナミビアの裸族と裸で女子会 with ダマラ族

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「 ヒンバ族と会ったら彼女たちと同じ格好したいの!だから、彼女たちに会えたらシッカリ通訳してね! 」と
毎日のように通訳のLesleyに話しかけていたら、彼からこんな話が。

"ナギが興味あるのはヒンバだけ?
もし、他の裸族にも興味あるならココから数十キロ圏内に裸で生活してるダマラ族がいるけど?"と。

うわー、めっちゃ会いたい!ものすっんごく会いたい!!
もうダマラ族は皆服を着て普通に生活してる人たちばっかりだと思っていたけど、まだ居たなんて!

流石、ダマラ族のLesley!しっかり身内の情報持ってるー!
ということで、少々ヒンバを後回しにして噂の裸での生活を貫いてるダマラ族に会いに行くことに。
ダマラ族と一緒に

※ナミビアのダマラ族のお姉さん方と一緒に記念撮影。

ダマラ族も以前紹介したカメルーンのKOMA族同様、観光客に対して"社交辞令のおもてなし"の空気感を
思いっきり出してくるんだろうなーと構えていたのに‥‥何だか様子がチョット違う。

彼女たちは私に警戒することもなく、笑顔で私の髪の毛や体を笑顔でベタベタと触れて来るではないか。
どうやら彼女たちの方が私に興味を持ってくれている様子。

( これは直ぐに仲良くなれる気がする!!! )

私は早速、Lesleyに頼んで、KOMA族の時同様に自分が幼い頃からアフリカの少数民族に憧れを抱いていて
一緒に同じ格好することが自分の夢であることを伝えてもらうと‥‥

彼女たちは「 ウソッ!?本当!?私たちのスタイルに憧れてたってホント!? 」と興奮し始めた。
そして、彼女たちは飛び跳ねながら皆で私の腕を持ってリーダーの元へと導いてくれた。

ちょっぴり最初は険しい顔をしていたリーダーも事情を説明すると笑顔でOK!

リーダーから許可を得た私は彼女たちの熱い視線を浴びながら服脱いでー、革の腰巻をグルっと
巻いて貰ってー、顔に日焼けどめの赤土を適当に塗って貰ってー、完成!!!!

KOMA族同様、着替えた後は即ダンスが始まる。
リズム感が悪い私はこの手のダンスが非常に苦手。でも、彼女たちのテンションが凄まじく高かったせいか
踊り云々ではなく、陽気な彼女たちと一緒に時間を過ごしていることが非常に楽しかった。ダマラ族と一緒に
※めっちゃ後ろのお姉ちゃんに乳触られてて、思わずヨシダも大笑い。

それから3曲くらい踊った後、彼女たちに記念撮影をお願いしてLesleyにシャッターを切って貰っていたら
突然、Lesleyが「 ナギ!胸!胸!! 」と大きな声で笑い始めた。

( どーいうこと?胸は最初から晒してるし、写真に写り過ぎってこと‥‥? )と考えながら胸に意識をやると
ヨシダの後ろに居たお姉ちゃんが思いっきりヨシダの乳を触っていたー!!!!!!
密着して撮っていたから言われるまで全然気付かなかったー( 感度鈍ッ! )

んもー、びっくりして私が後ろのお姉ちゃんの顔を見たら
"ナギのおっぱい小ぶり"と呟いた。

これに対して、他のダマラ族のお姉さん方大爆笑。序でに、Lesleyも爆笑。

わたくし貧乳ですが、彼女たちと居ると尚更貧乳に思えてきます。
しかーし、私の貧乳が国境を越えた笑いとなったのならばソレはもう光栄でございます。


こんな貧乳の話をしてから書くのもアレですが‥‥
最後に彼女たち、こんなことを言ってました。

「 ダマラ族の大半は"裸は恥ずかしい"と思い始めて服を着始めている。
服を着ることは悪いことではない。貧乏だから裸でいるってわけでもない。
ただ、私たちは自分たちの文化を誇りに思っているから、このスタイルをこの先も守って行きたい。
だからナギが日本に帰ったら私たちのような人間がまだ居ることを伝えてほしい 」
と。

私が出来ることと言えば、このBLOGに綴ることくらいしか出来ないけれど‥‥
しっかり伝えさせて貰ったよー!文化を守り続けているダマラ族の女性と私の貧乳のことも。

人種や言語、文化が大きく違ってもチョットしたキッカケさえあれば一緒にはしゃぐことも出来るし、
笑い合えるんだ!ということを私は改めてダマラ族の彼女たちから教えて貰いました。

KOMA族に続いて、私の夢を叶えてくれた彼女たちの文化が今後も引き継がれて行くことを願ってます。

それでは皆さん、良いお年をお迎え下さいまし!



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馬があいますように - HPオープンしました -

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明けましておめでとうございます!
昨年の後半は柄にもなくBLOGをマメに更新してみました( 一気に書き溜めて自動更新という手に頼っていましたが‥‥笑 )

でも、その甲斐あってか、このBLOGを通して後半は本当に沢山の方と出会うことが出来ました。
皆さんとの出会いに感謝。頑張ってBLOG書いて良かったー!ホンットに良かったー!

2014 Happy new year

※写真は2013年にナミビアで出会ったカラフルな民族衣装をまとったナマ族の人たち。

引き続き憧れのアフリカの少数民族を追いかけつつ、今年は南米の少数民族にも会いに行くことを
目標にフットワーク軽めに、そして体を張って楽しんで行きたいと思います。

それから、それから。
長いことComming SoonになっていたWEB SITEを年明けと共にオープン致しました。
是非そちらの方もご覧いただけましたら幸いです。

[ nagi yoshida official web site : http://nagi-yoshida.com ]

それでは、本年が皆様にとって良き1年となりますように。
本年もヨシダをどうぞよろしくお願い致します!


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ヨシダのパスポート

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私事なんですけども、パスポートの査証欄が埋まってしまったので先日更新に行ったんですよ。
3年前に更新したばかりだったので査証ページだけ追加することも出来たんですけど、もうパスポートが
ボロボロになっちゃってたんで新しく切り替えることにしたんです。

それで、書類と写真をパスポートセンターに持って行ったら写真を見た係の人がこう言うんです。
「 すいませんが、カラーコンタクトは外して下さい。
あと、お写真前歯が少々出ておりますのでチョット... 」
って。

ひ――――――っ!! "チョット..."って、何ぃ!?
実は3年前の更新時も全く同じことを私は言われているので前回ほどの衝撃はなかったのですけど‥‥
ココで弱気になっていると写真の撮り直しを強いられるので、ヨシダは出っ歯の肯定に入ります。
※そもそも何度撮り直しても前歯は出てしまうので。

ナミビアで出会った男の子たち

※ナミビアで出会った可愛い男の子2人

「 以前のパスポートを見て貰えば分かるんですけど、前回のも前歯が出てる写真なんですよ。
基本的に口の締まりが悪いんで、結構出ちゃうんですよ、前歯!でも、これが通常の状態なんでこの写真で
お願いします。因みに、裸眼です、今も写真も‥‥ 」

その言葉を聞いた係の人はチョット考えた後
「 で、でも‥‥10年ですよ!?10年間この写真になっちゃうんですよ!?本当に良いんですか? 」と、強く問いかけてくるんです。

( そ、そんなに酷い写真ですか? )と、思わず聞き返したくもなったんですけど
「 この前歯は小さい頃からですし、10年後も変わらず出てると思うのでこの写真でお願いします 」と返す私。

最後の最後まで係のお姉さんは"ホントに良いの!?"って顔をしておりましたが、いーんです!私はコレで!

お姉さんから番号札を貰った私は最終受付のカウンターへ。
ココで受理されれば面倒臭いパスポートの手続きは終わる!

しかーし、ココでも私の写真は引っ掛かりました。
ナミビアで出会ったお婆ちゃんと男の子
※ナミビアで出会ったお婆ちゃんと少年

係のおばちゃんは私の顔をジッと見ながらこう言うんです。
「 カラーコンタクトは外して貰えるかしら?
あとね、この写真、前歯が出ちゃってるのよ。だから口をギュッと閉じて撮り直して貰ってもいいかしら? 」
と。

まさか、全く同じことを2度も指摘されるとは思ってもいませんでした( 3年前は1回だけだった )
でも3年前は前歯がヒョッコリ出た写真でも受理されたのだから今回もねばれば受理して貰えるはず!

ということで、撮り直しが嫌な私はしつこく訴え掛けました。

「 すいません、さっきも全く同じことを言われたんですが‥‥
私、裸眼です。前歯は写真に限らず常に出てるので、この写真でお願いしますって、さっきも言ったんです。
前回のパスポートも前歯出てる写真だったので、私はこの写真で良いんです! 」と。

そうしたら、オバちゃんは目をまん丸くして驚きながら
何度も何度も失礼なことを聞いちゃったみたいで御免なさいね!じゃぁ‥‥この写真で通るように
手続きをさせて貰いますね! 」と、若干気まずそうにボールペンで何かを私の書類に書き始めたんです。


( 大事な書類に何を書いているんだろう‥‥ )と覗き込んでみると、そこにはこう書き込まれてました。
NOコンタクト。裸眼。前歯、そのままOK!確認済。

きっとそう書き込んでおかないと後に同じ事を指摘されて跳ね返されてしまう可能性があるってことですよね。

私の写真は本来なら受理されないような写真だったのでしょーか。
そんなにも酷い写真だったのでしょーか。

もうパスポートセンターの人を困らせないように次の更新までにはギュっと口を閉じて前歯を隠す方法を
どうにかこうにか身につけておきたいと思ったヨシダでしたsei


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笑わない文化 - 憧れのヒンバ族は笑えない? -

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「 ナギ!ヒンバだ!ヒンバが居るぞ! 」と、通訳のLesleyが突然大声を出した。
まだヒンバが住んでるエリアじゃないじゃん‥‥と、思いつつも車の外を見るとヒンバの集団が居た。

「 明日はもっと沢山ヒンバ見れると思うけど今も写真撮るっしょ?早く準備しろ!」と、張り切るLesley!
その隣でもたつくヨシダ。←ヒンバとの対面は翌日以降だと思い込んで全くカメラの準備をしていなかった。

ナミビアのヒンバ族

――――――とりあえず、もたつきつつも、ヒンバにご挨拶。

なんなんだ、あの凛とした雰囲気は。
今までヒンバの写真は沢山見て来たけれども、実物の彼女たちは写真よりも遥かにカッコイイ!
これは絶対にいい写真が撮れる!だって、モデルがいいんですもの!

だから撮影は順調に行くと思っていたのに‥‥問題が起きた。

私はアフリカ人の笑顔が好き。彼らの大らかな表情が好き。
だから毎回通訳の力を借りながらコミュニケーションをとって、彼らの自然な笑顔や表情を撮って来た。

だけど、ヒンバが笑わない!
彼女たちの表情がこれっぽっちも緩む気配が無い。


勿論、彼女たちの凛とした姿も素晴らしくカッコイイから撮りたい。寧ろ、撮らせて頂きたい。

でも、ヒンバの穏やかな表情の写真って圧倒的に少ないの
だからこそヒンバの穏やかな表情を撮りたくて私は彼女たちに会いにナミビアまで来たのッ!
ナミビアのヒンバ族

ひー、でも、どうしよう。
コレさえやれば9割のアフリカ人が笑ってくれる!っていうネタでさえも、ヒンバは反応してくれない。

あまりのヒンバの反応の悪さに自信を失って黙りこくるヨシダ‥‥。

そんな私にLesleyは気を使ってくれたのだろう。
彼はギャクやジョークを飛ばして笑いを取るような回りくどいことも一切せず、ただただ切実に
" お願いだから少し笑ってくれないかな? "と、交渉し始めたのだ。

しかーし、誇り高きヒンバ族!そう簡単には笑いませぬ。
だけど笑わぬヒンバにショックを受ける私たちの姿に見兼ねた彼女たちがこう教えてくれたんです。

基本的に笑うってのはヒンバの習慣/伝統には無いから
笑い慣れてないし、笑うことなんて出来ない。
と。
※勿論、個人差はあるそうです。

ひー、笑うことが文化に無いなら、そりゃ笑えないわ。
どうりで彼女たちの写真に笑顔/穏やかな表情の写真が少なかったわけだ!ヨシダ、納得!

っちゅーことで、一先ず、この場は彼女たちの凛とした姿を撮らせてもらうことにしたのだが‥‥
Lesleyがめっちゃ心配した様子で私に話しかけてきた。撮影中なのにも関わらず。
ナミビアのヒンバ族

「 ヒンバがこんな感じだけど、ナギ、明日以降大丈夫か?ナギの撮りたい写真は撮れそうか?
ヒンバの中に入って行けそうか? 」と。

なーに言ってるんだよー、Lesley!
私を誰だと思ってんのー!ヨシダだよー!?大丈夫だって!絶対撮れるって!←根拠のない自信。

彼女たちの"笑わない文化"という情報には正直私もビックリしたけれども‥‥
逆に、仲良くなれた時の喜びが増すじゃないのー!

それに文化や国籍が違えど同じ人間だもの!
面白いことがあれば笑うって!仲良くなることさえ出来れば表情も穏やかになるって!

な ん た っ て 、 ヨ シ ダ に は 切 り 札 が あ り ま す も ん 。

ということで、次回!
ヨシダ、ヒンバの穏やかな表情を撮りに行きますsei

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赤土に塗れて脱いで来た with ヒンバ族

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前日はヒンバ族の"笑わない文化"というものを初めて知り、撮影に苦戦し、落ち込んで、
上手いこと心の距離も縮められず、彼女たちの穏やかな表情を撮ることが出来なかった。

真面目な性格のLesleyは未だに引きずっている様子。

――――― 大丈夫だって、Lesley!
今日は絶対に仲良くなれるから!ヨシダについておいで!と、浮かない顔のLesleyを引っ張って出発。

とりあえず、奥へ奥へと車を走らせて行くと‥‥ヒンバの村を発見。
リーダーに挨拶をしつつ、滞在許可+撮影許可を取っているとゾロゾロとヒンバが集まり出した。

案の定、前日同様、彼女たちの表情は硬い。というか、簡単に笑いそうもない。

憧れのヒンバ族と一緒に in ナミビア

※憧れのヒンバ族に紛れることに成功したヨシダ。

―――――勿体ぶらずにココで脱いでしまおー!それが1番手っ取り早い。

Lesleyに" 今ココで脱ぐから彼女たちに話をしてみてくれる? "と頼むと「 え、全然ヒンバとの距離が
縮まってないのに脱ぐの?今脱ぐ意味ある? 」と不安そう。

いやいやいや、Lesley‥‥君は何を言ってるんだ。
仲良くなってから脱ぐのではなく、仲良くなる為に脱ぐのだよ。

( 絶対、こんな状況じゃヒンバ笑わないよ! )といった雰囲気をモロにLesleyは出しながら、
私に促されるがままに彼女たちに交渉を始めた。

交渉の途中、いきなりヒンバが私の手をガチッと掴んで、こう尋ねて来た。
「 何で同じ格好がしたいの?本気で言ってる? 」と。

もー本気だってばー!冗談で脱ぐとかしないってー!
アフリカの少数民族と同じ格好をするのが小さい頃からの夢だったんだってばー!

私はLesleyを通して、私の小さい頃からの思いを伝えてもらった。
ヒンバ族の笑顔、ゲット!
※ヒンバになったヨシダに大笑いするヒンバ族の女性たち

すると‥‥
話をするまでは何一つ表情を変えることのなかった彼女たちの表情が徐々に緩み始めた!

そして、彼女たちは「 ナギ、ナギ、ナギ~♪ 」と手を叩いてリズムを取りながら私を自分たちの家の中に
招き入れてくれたのだ!やたー!私もヒンバになれるー!

―――――早速、ヒンバに囲まれながら服を脱ぐヨシダ。
服を脱ぐとヒンバが歌いながら水で溶いた赤土を顔→ボディ→足と大雑把に大胆に塗りたくってくれる。
そして足の付け根の結構キワドイところまでガシガシ塗り込む彼女たち。

そんな感じで私がヒンバへと変身をしている最中に家の外からLesleyの大きな声が聞こえた。
「 ナギ!脱ぐのは構わないけど赤土は落ちないから絶対に
塗んなよー!帰りもその体で車に乗るんだからなー 」
と。

ひー!もう手遅れだよー!
その忠告聞く前にめっちゃ赤土塗られちゃったよー!ってか、赤土塗んなきゃヒンバじゃないよー。

っちゅーことで、Lesleyの忠告は無視して赤土続行。
憧れのヒンバ族に近付きたくて in ナミビア

とりあえず、カメラを握る手以外は赤土をベッタリ塗って貰ってー、アクセサリー付けて貰ってー、
腰巻をグルっと巻いてー、ベルトを付けて貰ったらヒンバの完成!

過去にKOMA族ダマラ族の格好もさせて貰ったけれども、今までの中で1番衣装が重たい!
っていうか、普通に重たい。まさか、こんなに重たいものを彼女たちが身につけているとは思わなかった。
※だって、彼らって裸に近い格好してるから身軽なもんだとばかり思ってた。

重たい衣装と赤土をまとってヒンバと共に外へ出ると‥‥
Oh My God!って声が聞こえて来た。ひー、誰!?Lesleyの声じゃない。

恐る恐る後ろを振り返ると、後ろの方に白人の観光客がいた。
どーやら私の姿に驚いたようだ。"あのクレイジーな子は、どこの国だ!?"という会話が聞こえてくる。
まぁ、まさか、日本だなんて思ってもいないだろう。
穏やかな表情を見せてくれたヒンバの女性
※穏やかな優しい表情を見せてくれたヒンバ族の女性

とりあえず、白人に構ってる時間は無いので私はヒンバと一緒に写真を撮って貰おうとLesleyを探すと
頭を抱えて崩れ落ちているLesleyがいた。

( ナギ、赤土は塗るなって言ったのに‥‥ )と、ブツブツ言っている。

私が赤土を塗ったことで車が汚れちゃうからLesleyとしては、たまったもんじゃない。

でも、Lesley!
車は確実に汚れちゃうけど、あの笑わないヒンバたちがめっちゃ笑ってるよ!ヒンバになった私を見て!
ヨシダ、ヒンバの笑顔・穏やかな表情を引き出すことに成功したんだよー!!
穏やかな表情を見せてくれたヒンバの女性
※穏やかな優しい表情を見せてくれたヒンバ族の女性

アフリカの民族( 主に裸族 )と同じ格好をするということが小さい頃からの夢だった私としては
こうやって憧れの彼女たちの前で同じ格好をさせてもらえることが最高に嬉しい。

そして、余所者の私を彼女たちがスッと受け入れてくれるその瞬間が何よりも心地いい。
この彼女たちと同じ格好が出来て、更に彼女たちと距離が近くなる瞬間がもーう快感ッ!

さぁ、次はどの民族に会いに行こうかなー。

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赤土まみれの私に現地人がドン引き - 生涯で最も汚れた日 -

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憧れのヒンバと近付くことが出来て喜んでいる私とは裏腹にLesleyのテンションが異様に低い。

―――――――赤土で汚れたヨシダのことがマジで気にくわないらしい。

なんたってレンタカーだからね!
これで私が座ったらシート、赤土がベットリ付いて落ちなくなっちゃうからねー。そりゃ参るよね。

ヒンバ族の笑顔が見たくて in ナミビア

※ヒンバになったヨシダ

( クリーニング代とか請求された場合は私が責任持って払うからさー、機嫌直してよー! )とLesleyに
擦り寄ろうとしたら彼は険しい顔で思いっきり私のことを拒絶した。

すまぬ、Lesley‥‥
自分が赤土まみれであるということを私はスッカリ忘れておった。

この赤土、ヒンバ族以外の人からは非常に嫌がられる。

だってホントに全然落ちないんだもの、この赤土!

んでまぁ、ヒンバと散々戯れて日も暮れて来て宿に戻ろうにもLesleyが凄く躊躇していたんだよね、
この赤土まみれのヨシダを車に乗せることに。

そうやって躊躇していると、私のヒンバ姿に彼女たちはまだテンション上がってるから陽気に私の体を
リズミカルに叩きながら歌って踊り出すんだよね。

だから彼女たちが私の体を触れば触るだけ、更に私の体は赤土にまみれて汚れて行くわけで‥‥
Lesleyはドンドン追い込まれて行っちゃったんだよね、知らぬ内に。

そしたら半ばヤケクソ気味にLesleyが自分の着ていたベストとTシャツを脱いで助手席にセットして
「 座れ!俺の服の上に座れ!絶対背もたれに寄りかかんなよ。俺の服からはみ出んなよ! 」と。

はーい。ご迷惑おかけしまーす。
ヒンバに体をドラム化されてるヨシダ
※体をドラムのようにポンポン叩かれて大はしゃぎのヨシダ。

道が悪く激しく揺れる車内‥‥
でも、これ以上Lesleyの機嫌を損ねてはならんと一所懸命バランスを保ち続けること90分。

街が近付いて来るとLesleyはこう言った。
「 車が街に入ったら外から極力姿が見えないように座れ 」と。

Lesleyの服の上という狭いスペースでしか動けない私にどうやって身を隠せと言うのだ。
そもそも、どうして姿を隠さなきゃならないのか私には分からなかった。

これ以上車を汚さずに、どうやったら身を隠せるのかともたついている内に車はもう街の入口にいた。

Lesleyは諦めた顔をして車を走らせる。
すると、街の人の目線が刺さる。刺さる。めっちゃ刺さる。ヨシダ、めっちゃ見られてる。
時折"アイヤー!"とか"ヒャー!"というような声まで聞こえてくる。

そして身体能力の高いアフリカ人は好奇心だけで走って車を追いかけてくる。
そんな彼は車の窓越しにヨシダの姿を見て「 OH my GOD 」と叫んで何故か絶望した表情を浮かべる。

中には、わざわざ写メを撮りたいが為だけに全力疾走で車を追いかけてくる青年まで現れた。
そんで撮った後に「 お前スンゲェな 」と苦笑い。

どうやらヨシダ、見世物になってしまっているらしい。

あー、だから、Lesleyは私に隠れてろと言ったんだと、今更ながら理解するヨシダ。
遂に笑ってくれたヒンバ族の少女
※今回1番仲良くなったのがこのヒンバの女の子

そしてLesleyは悟ったような顔をして私にこう言った。
「 俺はこうなること分かっていた。ヒンバ以外はその赤土あまり好きじゃないから、宿に着いたら
絶対に宿のスタッフにバレないように部屋に入り込め。絶対バレんなよ 」と。

宿に着くなり、私はスタッフに見つからないようにコッソリ部屋に戻ってシャワーを浴びた。

だけど‥‥
洗っても洗っても、洗っても赤土が落ちない!

こんなに本気で体を洗ったのは初めてだと思う。
めっちゃ硬いナイロンのタオルと石鹸でゴシゴシ洗っても皮膚の中に入り込んだ赤土は全く落ちないし
力強く洗い過ぎて体がヒリヒリ痛くなって来た。

そして、翌日気を取り直して洗ってみるものの‥‥やっぱり落ちない。

結局この赤土は2週間弱落ちなかったんだけれども
時折、日焼けして黒いのか、それとも赤土で黒いのかすら分からなくなっていたヨシダでしたsei

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エッセイを寄稿させて頂きました - 私がアフリカで裸になった理由 -

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去年の12月からマメに更新し始めてから1日1~7万PVという数字に少々ビビってるヨシダです。

が、このBLOGを読んで「 アフリカのイメージが変わった! 」「 アフリカって面白いんだね! 」といった
内容のメッセージを頂くことも増え、BLOGやってて良かったー!と実感することも増えました。
もー、皆さんホントにありがとうございます。ヨシダなんかのBLOGを覗いて下さって!

それでですね、今回。
JGAPさんからオファーを頂きまして、エッセイを寄稿させて頂きました。そのエッセイはコチラから。

コマ族とヨシダ

カメルーンのKOMA族の女性と一緒に撮った写真。

エッセイには、みなさんからもよく聞かれる質問を綴らせてもらいました。

エッセイ集フロンティア・フォーラム 「 私がアフリカで裸になった理由 」 nagi yoshida


ヨシダ、柄にもなく真面目に綴りました。
なので、もし、そちらを見てやった際はエッセイページのタイトル下にあるFacebookのいいね!ボタン
ポチっと押してやって頂けるとヨシダ、大変喜びます。

今後もアフリカ(アフリカ人)の魅力を伝えるべく、
不定期ながらもBLOGの方を更新して行きたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。

そんな感じで、ポチっとご協力お願いします。ポチっと!笑

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何でも食っちゃうナミビア人

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中国人は四本足のモノなら椅子と机以外の物は何でも食べるとか言うじゃないですか。

それは旅していてもアフリカ人からよく聞かされるんですけど、それと同時にですね
「 ってか、お前ら日本人も中国人のこと言えないくらい何でも食うよな 」って言われるんです。

確かにイナゴとか蜂の子のような虫もあれば、タコやウニとか視覚的にグロテスクだと言われている
食材を日本人も結構食べてるなーと。肉に関しても馬とか熊やら猪なんかも。

ナミビアで出会った笑顔の可愛い女の子

だから、そう考えるとアフリカ人は宗教的な問題で食べられない物があったり、食わず嫌いだったりで
私たち日本人ほど食のレパートリーも無いんだなぁ‥‥と思っていたんですよ。

でも、その概念がナミビアで覆されました。
日本人以上に何でも食べます。ナミビア人。

だって、初日から平然と大量の虫が食卓に出て来ますし、日本では滅多にお目に掛かれない肉
スプリングボック/オリックス/クーズー/ダチョウ/ワニ/犬なんかが連日連夜出てくるんですよ!

好奇心の塊の私にとっては目新しい食事は非常に嬉しいことなんですけども、流石に毎日のように
知らないモノが出てくると驚いちゃうんですよ。

そんな驚く私を見て通訳のLesleyは「 俺らはハイエナと人間以外は何でも食うんだよ! 」
誇らしげに言っておりました。ひー、素晴らしー!何でも食べることは良き事です。
ナミビアで出会った姉妹

そんな何でも食べちゃうナミビア人のLesley情報なんですが‥‥
キリンとロバはこの世のモノとは思えないほど美味らしい。

でも、キリンやロバに関しては食べる為だけに殺すことはしないようなので、野生のロバとかキリンとかが
死んでいるのを見つけたら我先に皆家に持って帰っちゃうらしい。

いいなー、キリン。食べてみたいなー。
時々ロバなら車に轢かれてる死んでいるのを見掛けることあるけど、キリンはハードル高いなー。

ということで、新しい旅の目標が追加されました。
それはいつか何処かでキリンとロバの肉を食べること!
ナミビアで出会った可愛い子供たち

そんなこんなで、ナミビアでは虫やら色んな肉を食べたり、ブッシュマンとウンコ飛ばししたり
ダマラ族と裸で女子会やったり、憧れのヒンバ族と一緒に赤土にまみれたりと非常に刺激的で貴重な
体験を沢山させてもらうことが出来ました。

この経験と思い出を抱きしめて、次は南アフリカに飛びます。
なので、次回からは私が見た南アフリカをお届けしまーすsei


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南アフリカでの目的

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私が南アフリカに来た目的―――――――
それは"リアル"なコサ族ズールー族を探し出して写真を撮らせてもらうこと!

渡航前に現地の旅行会社なんかにメールを送って情報を集めていたんだけれども、どこもかしこも
「 南アフリカはもう発展し過ぎちゃって貴方が会いたい独自の生活スタイルを貫いている人達を見つける事は
不可能に近いので、そういうのが見たいなら民族衣装や文化を観光客用に作ってある集落に行きなさい! 」
っちゅー回答ばかり。なんてこった!

えぇぇぇぇ、絶対居るよー!
皆が知らないような田舎に行きゃー絶対そういうのは居るんだって!←根拠のない意見。

南アフリカで出会った女の子

※南アフリカの小学校で出会ったズールー族の女の子

そんな感じで、居ないと言われても諦めきれず、現地の旅行会社に片っ端らから「 何か情報は無いか? 」と
しつこく連絡し続けた結果‥‥遂に現地の旅行会社のオバちゃんからこんな情報をゲット!

「 もう3~4年前の話だけれど、たまたま行った南側の田舎で民族衣装をまとったコサ族とズールー族の
女性を1~2人見た記憶があるわ。ただ、それっきりだから今は分からないけど‥‥ 」と。

3~4年前の話とは言えども、そこまで古い話じゃない!
ってか、私にはもうこの情報しかない。イチかバチかでこのオバちゃんを信じて行ってみようと思った。

オバちゃんに事情を話して、撮影の協力を頼むと快く通訳を探してくれるという話になったんだけど‥‥
な~んか嫌な予感がしたんだよね、この時。

まぁ、見事にこの予感は的中!

ということで、次回からはヨシダとオバちゃんの地味な奮闘記をお送り致します。


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コラムを連載させて頂くことになりました。

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23歳の時に乳歯が抜けたヨシダです。こんばんは。

この度、フジサンケイグループのイノベーションズアイさんからお話を頂きまして、グローバル欄にて
コラムの連載をさせて頂くことになったので、御報告させて頂きました。

ナミビアで出会った女性

※写真はナミビアで出会った女性

↓コラムページはコチラ↓

イノベーションズアイ・コラム 「 アフリカ人にあこがれて 」 nagi yoshida

こちらには月に1~2回くらいの頻度で書かせて頂く予定です( 多分ヨシダの性格的に1回かと... )

現在は下記のページにて第1回「 自分がアフリカ人になれないと知ったとき 」が公開されておりますので
是非チェックしてみてやってください。

http://www.innovations-i.com/global/article/21.html

ということで、今後もコラムやらBLOGやらでアフリカの魅力( 面白さ )を少しでも多くの方に伝えて
行ければ‥‥と思っておりますので、引き続き、よろしくお願い致します!

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ヨシダと白人 - チョコチップクッキーには勝てぬ -

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よく「 人見知りしなさそう 」と言われるけれど、私は極度の人見知り。
不思議とアフリカ人には人見知りしないのに、日本人を前にすると緊張のせいで口数が減る。
特に白人に関しては緊張し過ぎて気絶し兼ねないので、出来るだけ彼らとの接触は避けて来た。

しかーし、これを克服すべき日が来た――――――――

私に貴重な情報をくれた南アフリカの旅行会社のオバちゃんが白人だった。

だから問い合わせした時から、そのオバちゃんが通訳に付くのかなー?って不安だったんだけど‥‥
情報源が白人のオバちゃんだからと言って必ずしも本人が通訳に付くとは限らないし、いつも通り頼もしい
愉快なブラックアフリカンが通訳に付いてくれるだろう!と、信じていた。

南アフリカで出会った女の子

が、ヨハネスブルグで私を出迎えてくれたのはAnne( 多分ドイツ系の白人 )

「 若い女の子が一人で来るって言うから、変に黒人付けるのも心配だったから今回は私が直接アナタの
ドライバー兼通訳になって撮影のサポートするからヨロシクね! 」と。

なんてこった‥‥ヨシダは黒人のが断然得意なのにー!
まさか、こんな余計な気を使われるなんて思ってもいなかったー。流石、南アフリカ。

まぁ、でもね、いつまでも意味の分からない苦手意識を持っているのも良くないし、Anneをキッカケに
アフリカ人と同じように白人とも仲良くなれるかもしれない。

それに、見た目は白人と言えども南アフリカ人!
きっと彼女は私にとって他のブラックアフリカン同様、接しやすい人だろう。

そう自分に言い聞かせて、私はAnneと共にリアルなズールー族とコサ族を探す旅へと出た。
南アフリカの小学校で出会った男の子

が、1日4-6時間の移動中の会話はほぼゼロ。それも8日間。
頑張って話題を振ってみても全然続きやしない‥‥めっちゃ退屈。めっちゃ苦痛。

そんなヨシダの気持ちなんぞ知らぬAnneは運転中、
ただ黙々と大きなチョコチップクッキーを頬張り、ひたすら大量のビーフジャーキーを食らい続ける。

しかも、Anneのクッキーとビーフジャーキーのストック量が半端じゃない!

最初は私の話題が退屈だから話が続かないんだと思って一瞬凹んだんだけど、何か違う気がしてきた。

もうコレは完璧、チョコチップクッキーとビーフジャーキーのせい。

きっと、南アフリカのチョコチップクッキーとビーフジャーキーは喋ってる時間が惜しくなるほどに
美味しいものなのなんだろう。きっとそうに違いない。だって、Anneめっちゃ食ってんもん。

んあ゙――――――!!!
それにしても、移動がキツイ。アフリカは何処へ行っても移動がキツイけど、その辛さは道が悪い場所を
ボロイ車で長距離を移動するのが辛さの要因。

しかし、今回は無言の辛さというやつだろーか。
無言の長距離ドライブほどキツく、退屈なものはないと、私は南アフリカで学んだ。
↑こんな場合はチョコチップクッキーとビーフジャーキが必要だということも学んだ。

そんなこんなで、次から次へとAnneに振り回されることになるヨシダであった。

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食事がキツイ in 南アフリカ

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チョコチップクッキーとビーフジャーキーに夢中のAnneと全くコミュニケーションがとれないヨシダ。

まぁ、さいあくズールー族とコサ族の写真を撮るっていう目的が達成できればいいんだけど‥‥
私が南アフリカに滞在出来るのは8日間( 今思えば無理のあるスケジュールだった )

滞在中はAnneが3-4年前にリアルな民族衣装をまとった人たちを見たというエリアをひたすら探す。
だけど、思うように見つからず、何の収穫もないままテントへ戻る日が続いた。

南アフリカの小学校で出会った女の子たち

収穫が無いのは仕方がない。が、結構気分が落ちる。
そんな時、気分を上げてくれるのが現地のご飯。アフリカはとんでもないモノが食卓に並ぶこともあるが
それに負けないくらい美味しいものも結構沢山あったりする。だからご飯の時間がいつも楽しみで仕方ない。

しかーし、そんなヨシダにとって南アフリカの食事の時間ほど悲しくなるものはなかった。

南アフリカでも首都や大きな町に居れば色んなレストランがあって、色んな美味しいものも沢山
食べられるんだと思う。もしくは、現地の黒人が居れば美味しい御飯を作ってくれたことだろう。

だけど、ド田舎故に、レストランや宿が思うように見つからない。
それ故にテント泊がメインで毎日毎晩Anneが作るご飯だった。

作ってもらって文句を言うのは大変失礼なことだと分かっているんだけれども‥‥
ホントにホントにAnneの作るご飯が美味しくなかった。

面倒くさがりなのか、それとも料理の仕方を知らないのか分からないが、
彼女はとにかく何でも塩分不使用のバターだけ炒める!寧ろ、バター以外は何も使わない!

もしくは、ただ茹でるだけ。

だから毎食、茹でたジャガイモとバターだけで炒めたアスパラガスと肉が出る。
味もないし、肉も固いし、悲しいほどに美味しくない。せめて塩だけでもあったら少しは違っただろう。
南アフリカで出会った女の子

この手抜き料理と思われるメニューが3日間(3食連続)続いたもんで、ヨシダ言ったんですよ、Anneに。
「 毎日Anneに作ってもらうのも悪いから私がたまには作りますよ 」と。

そしたら笑顔で呆気なく「 ノー!私が作るから気にしないで! 」と断られてしまった。

お陰で、どんなにお腹が減っていても御飯の時間になると自然に食欲が失せるようになって、
出された食事を残してしまうようになった。

そして、食事を残した翌朝――――――――
Anneからとびっきりの笑顔でアルミホイルに包まれた夕食の残りを昼食として渡される。ひー。

それにしてもAnneが自分で作った料理をあんまり食べてなかったのは何故だろう。

自分が作るご飯が美味しくないということを自覚しているのだろうか。
いんや、昼間にチョコチップクッキーとビーフジャーキーをたらふく食べてるせいで腹が減らないんだ。

あ゙ー、いいなー、チョコチップクッキー。
わざわざ夕飯作らないでチョコチップクッキーだけ出してくれれば良かったのにー。←失礼。

私が食い意地が張り過ぎなのかもしれないけれど、ご飯が美味しくないと旅がホントに苦痛。
南アフリカに来た当初は8日間じゃ短過ぎたなーって思ったけど、8日間で良かった。これで2週間とか
滞在してたら危うくゲッソリ痩せ細っちまうところだったぜー。笑

食に飢え過ぎてAnneが居ない時にこっそりビーフジャーキーを盗み食いしていたヨシダでしたsei

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ヒョウ時々チョコチップクッキー

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Anneとズールー族とコサ族を探し始めて4日目―――――――
突如、激しい雹に降られ、ヨシダパニック。

生まれて初めて見る雹、痛いを通り越して怖い!スンゲェ怖い!

基本的に私は走ったり、急いだりすることが嫌いだけども、流石にあの時ばかりは私も走った。
大声をあげて逃げ回るアフリカ人の後ろを私もワーワー喚きながら必死に付いていく。

そして、雹の痛みに耐えながら屋根のある建物に逃げ込んだものの‥‥
どうしよう。Anneが居ない。

慌てて周りのアフリカ人たちに"白人のお婆ちゃん見なかった?"と尋ねても誰も見ていないと言う。
ひー。初めての雹にパニック起こして、ウッカリAnneを置いてきてしまったようだ。大分遠い所に。

南アフリカで出会った女の子

※南アフリカで出会ったコサ族の女の子

お婆ちゃんのAnneを一人置き去りにして逃げて来てしまったという罪悪感。
落ち込むヨシダに「 雹が止んだら一緒に探しに行こう! 」と声を掛けてくれる優しいアフリカ人。

そんな彼らと雹が止んでから急いでAnneを探しに行った―――――――

( 外でAnneがぶっ倒れてたらどうしよう。見つからなかったらどうしよう )
そんな不安ばかりが過ぎる。

近くを探してもAnneが見つかる気配が全くない。

車を停めたであろう場所を探すにも思い出せいない。
何となくの方角は分かるものの、何の目印もないアフリカのド田舎の大地。
方向音痴のヨシダには難易度が高すぎる。

だけど、流石ズバ抜けた視力を持ってるアフリカ人!
遠く離れた小さい車を見つけてくれた。それは紛れもなくAnneの車だった。

私は走った。車の中にAnneが居ることを願って。

恐る恐る車の中を覗くと、そこにはAnneが居た。

しかも、Anneは「 凄い雹だったわねー。もう何だかお腹が減っちゃってね。ふふふ 」と言って、
運転席でチョコチップクッキーをめっちゃ頬張っていた。

さっきまでの私の不安と心配は何だったのだろうか。

でも、Anneがケロっとしていて良かった。そして何よりも無事で本当に良かった。

見た目は白人と言えども、やはりAnneのあの呑気さはアフリカ人だ。

Anneのことがチョット好きになれた出来事だった。

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PR: DYNAMITE 6 CAMPAIGN

ラジオ出演 - 思いっきり事後報告 -

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こういうのって前もって告知するもので事後報告するものじゃないと思うのですが‥‥
ヨシダ、今朝のKBCラジオ【 武内裕之That's On Time 】に出させて貰いました。

パーソナリティの武内氏がネットで私のことを見つけて下さったらしく"最強の人がいるよ!"ということで、
今回のお話を頂きました。ひー。

最強と言って頂いたものの、極度の人見知りで話し下手な私。

ナミビアで出会った女の子

だけど、これはアフリカのことを少しでも伝えられるチャンスだと思い、トライさせてもらったたものの‥‥
やはりヨシダにはラジオなんて難易度が高過ぎました。笑

( 話し方を学ばなきゃ本当に伝えたいことを人に伝えることは出来ないな )
と、喋り終わってから落ち込んでいたんですけど、ラジオ終了後にラジオを聴いて下さった方々から
コメントやらメッセージを頂いてヨシダ元気が出ました。

ということで、今年は人見知りを少しでも克服して、話しベタを少しずつ克服して行きたいと思いますので
引き続き、ヨシダのことをどうぞ宜しくお願い致します。

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話下手なのにトークショーに参加します。

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ご無沙汰しております。ヨシダです。
BLOGをほったらかしている間にタンザニアとエチオピアまで撮影に行っておりました。

久し振りの更新で早速、告知です。すいません。

今月の29日(日)にIID 世田谷ものづくり学校にて開催されるennasというイベントにヨシダ、
参加させていただくことになりました。しかも、トークショーに。

ennas_2014_nagi yoshida

人見知りな上に口下手な性格なもんで、緊張のあまり吐くんじゃないかと正直心配です。

でも、声を掛けてくれたennasスタッフの方が「ユルーイ感じで語ってくれれば大丈夫です!」と言って下さったので、その言葉を鵜呑みにして、当日は本当にユルーく喋らせて頂きたいと思っております。

そして今回エチオピアとタンザニアで撮って来た写真を数点展示させて頂く予定でおります。

なので、もし、都内近郊にお住いの方で当日暇だよ!って方がいらっしゃいましたら
ヨシダのアフリカ話を聞きに来てやって下さい。そしてヨシダの噛む姿を笑いに来て下さいまし。

【 イベント詳細 】

ennas 学縁祭は童心に帰るようなわくわくできる雰囲気の中で
Music × Workshop × Talk × Art Exhibitionを楽しむミックスカルチャーフェスティバル。

あらゆるカルチャーを交えジャンルを超え、面白い活動をしている方達との触れあいの場を。

開催日:2014年6月29日(日)
会場:IID 世田谷ものづくり学校 ( 旧池尻中学校跡地 )
開場:11:00am~18:00pm( ヨシダのトークショーは15:30頃 )
入校料 :1500円

各詳細はennasホームページにてご確認下さいませ。
https://www.facebook.com/events/1450175765218374/?fref=ts

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コラム:泣いて喚いてモスキート

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今年の1月からスローペースでコラムを連載させて頂いているイノベーションズアイさんのページに
ヨシダのコラム第3弾"泣いて喚いてモスキート"が公開されましたー。

【 第3回 泣いて喚いてモスキート 】
http://www.innovations-i.com/global/article/75.html

良かったら暇つぶし程度で構いませんのでチェックしてみてやって下さいまし!

イノベーションズアイ nagi yoshida

相変わらずアフリカ放浪記の更新が滞っておりますが、どんどんネタだけは溜まってきているので
私の記憶が薄れない内に、出来るだけ早い時期に再開していければいいなーと思っております。
( 滞在順に更新していたのですが、もう時期関係なくバラバラに更新するかもしれませぬ... )

そんなこんなで、アフリカを綴るブログも再開していこうと思っておりますので
引き続き、どーぞよろしくお願いいたします。


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